小便のトラブルを状態によって見分ける術

おしっこの色で判断する

泌尿器科を受診する場合でもおしっこの色を医師に話すことによってある程度の病気の方向性がわかります。近頃では水洗便所がほとんどですから、健康体な人でもおしっこの色を気にするようになってきています。ですがおしっこの色はちょっとした疲労でも色が濃くなったりします。食生活や水分の摂取量によっても毎日変化するのが普通です。あまり神経質になることは逆効果でもあるので注意しましょう。

おしっこが濁っていないかどうか?

健康な人のおしっこは透明感があります。ですが尿路感染症になった場合は違います。細菌などが多量に身体の中に侵入してきています。おしっこの中に白血球が流れこみますからおしっこが濁った状態になってきます。

尿検査をすることによって尿路感染症の特徴を持った細菌なのかどうかを診断できます。病名が特定できれば適切な治療薬を投与して治療方針が確定します。注意すべきは結核菌でしょう。なぜならば結核菌は一般的な細菌培養検査をしても見つからないからです。

排尿時は透明だったおしっこが時間の経過に伴って濁ってくるケースもありあます。これはどういったことなのでしょうか?おしっこの中に含まれている塩分が冷えて結晶になったのです。病気ではなく塩類尿と呼ばれるものです。冬場に見られるケースが多いです。

おしっこが白っぽく濁る場合

腎臓・膀胱・尿道にばい菌が侵入して炎症を起こしている症状に見られるのです。時にはリンパ源が混入していることもあります。ばい菌によって炎症を起こしてしまうと白っぽい色をした分泌物が発生して、これがおしっこと混ざって白っぽく濁ります。腎盂腎炎・膀胱炎・尿道炎が疑われます。

おしっこに黄緑色をした膿が混じる場合

性感染症によってでてくる症状で、特に淋病にかかった場合は黄緑色の分泌物が尿道から排出されます。症状が悪化すると絶えず滲みでてきて下着を汚します。

おしっこが赤い場合

赤黒い場合は出血して時間が立っているので膀胱よりも上の尿管や腎臓からの出血が疑われます。鮮血の場合は膀胱か、それよりも下の尿道の病気かもしれません。

薬によっておしっこに色がつくこともあります。便秘薬を飲んだりすると赤くなったりビタミン系を飲むと黄色くなります。